【商品概要】
加藤 一(著/文 | 編集)
発行:竹書房
文庫判 縦148mm 横105mm 厚さ13mm 重さ 150g 256ページ
定価 780円+税
【内容紹介】
久田樹生 ひさだたつき
蛙坂須美 あさかすみ
つくね乱蔵 つくねらんぞう
雨宮淳司 あめみやじゅんじ
渡部正和 わたなべまさかず
高田公太 たかだこうた
内藤 駆 ないとうかける
神沼三平太 かみぬまさんぺいた
松本エムザ まつもとえむざ
深澤 夜 ふかさわよる
服部義史 はっとりよしふみ
ねこや堂 ねこやどう
正木信太郎 まさきしんたろう
多故くらら たこくらら
ふうらい牡丹 ふうらいぼたん
三雲 央 みくもひろし
浦宮キヨ うらみやきよ
人の世の理を超えた圧倒的畏怖。
神と妖の実話怪談!
「猿の神様を連れて帰る」
東南アジアの村から父が送ってきた写真。
そこには人面の異形が…
「外来種」より
幽霊はあくまで元人間。
怨みや憎しみといった感情も、人の言葉も理解ができる。
だが、異形の世界は違う。
人の理〈理〉は通じない――その恐ろしさたるや……。
飛行機に乗り合わせた天狗のような男。乱気流が起こると団扇を取り出して…「高度一万メートルの邂逅」
財布をすられた祖父が頼った姪。姪は蝦蟇を呼びその肝を…「籠蛙力行」
温泉街で見かけた木乃伊館。その夜、失踪した夫は意外な場所に…「木乃伊館」
村の裏山に棲む危険な神。見た者は目を喰われると言われるが…「遭神」
父が東南アジアから連れ帰った猿の神。昼は木彫りの像だが…「外来種」
山の廃屋からまろび出て里に来る妖・血鞠とは…「ちまりの話」
人を刺した箸から芽吹いた楠に宿る妖獣…「しいらくさん」
ある家が祀る独自の神、〈海ンカミサン〉。強すぎるその力とは…「ゥフゥヌンヮヌゥーノッ」
他、異形たちが跋扈する33話!
【著者プロフィール】
加藤 一 (カトウ ハジメ) (著/文 | 編集)
1967年静岡県生まれ。老舗実話怪談シリーズ『「超」怖い話』四代目編著者。また新人発掘を目的とした実話怪談コンテスト「超-1」を企画主宰、そこから生まれた新レーベル「恐怖箱」シリーズの箱詰め職人(編者)としても活躍中。近著に『「弔」怖い話 六文銭の店』、主な既著に『「弩」怖い話ベストセレクション 薄葬』、「「忌」怖い話」「「超」怖い話」「「極」怖い話」の各シリーズ(竹書房)、『怪異伝説ダレカラキイタ』シリーズ(あかね書房)など。
【元ツイート】
https://x.com/CatsMeowBooks/status/1885496081037091015