
【商品概要】
吉田音(著/文)吉田篤弘(イラスト)
発行:中央公論新社
文庫判 272ページ
【内容紹介】
青い16個のボタン、曲がった釘、漏斗、小さな赤い本……
黒猫シンクが持ち帰る“おみやげ”から、猫だけが行ける場所について推理する〈ミルリトン探偵局〉。
謎解きのルールは、解けそうな謎でも決して解かないこと。
人と人、時間と場所のすき間をくぐり抜け、猫がひもとく物語。
作家・吉田篤弘が別名義で著した幻のデビュー作を大幅改稿。
描き下ろしイラストと新規解説を新たに付す。
【著者プロフィール】
吉田音 (ヨシダオン) (著/文)
一九八六年生まれ。クラフト・エヴィング商會の四代目。学者にして探偵である円田と〈ミルリトン探偵局〉を結成。
吉田篤弘 (ヨシダアツヒロ) (イラスト)
一九六二年東京生まれ。小説を執筆するかたわら、「クラフト・エヴィング商會」名義による著作と装幀の仕事を手がけている。著作に『つむじ風食堂の夜』『それからはスープのことばかり考えて暮らした』『レインコートを着た犬』『おるもすと』『金曜日の本』『月とコーヒー』『中庭のオレンジ』『鯨オーケストラ』『羽あるもの』『それでも世界は回っている』(全三巻)『十字路の探偵』など多数。
【元ツイート】
https://x.com/catsmeowbooks/status/1884771076477206666