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猫と考える動物のいのち

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【商品概要】 木村 友祐(本文) 発行:筑摩書房 四六変形判 128ページ 定価 1,200円+税 【内容紹介】 ネコ、ウシ、ブタ、ニワトリ、スズメ、カエル、ハクビシン……身の回りには色んな動物がいて、わたしたちは彼らと一緒に住んだり、敵対したり、食べ物にしたりして、共に生きている。わたしたちとは大きくちがう動物のこと、人間のことを、猫たちと一緒に考えよう。 === ようこそ『猫と考える動物のいのち』へ! この本のタイトルを見て「ん? 『動物のいのち』を『猫と考える』って、どゆこと? 」と、いろんな「?」が頭に浮うかんだだろうか。ふふ。  まずは自己紹介をしなきゃだね。ぼくは小説家で、郷里の青森の方言(南部弁)を使った小説とか、ぼくらの社会が抱えた様々な問題をテーマにした小説を書いてきました。だから、動物についての専門家では全然ないのだけど、それでも動物たちについて言うべきことがあるかもしれないと思ったんだ。というのも、動物についてのぼくの見方と、世の中の人々の見方がずれていると思うことがよくあるから。そのズレをはっきりさせることで、この本を手に取ったあなたにも、動物についての新たな見方が生まれたらうれしい。  というわけで、これからぼくは、ふたりの先生と一緒に、ぼくたち人間を取りまく動物たちのことについて、あれこれ考えていきたいと思う。   その先生というのは、うちで一緒に暮らしている猫たちだ。(「第1章 猫はぼくの先生」より) 【目次】 第1章 猫はぼくの先生 第2章 まったくちがう世界を見ている存在=他者 第3章 動物のことをホントに理解できる? 第4章 ぼくや君の知らない世界 第5章 利用される動物たち 第6章 命ってなんだろね 第7章 命の世界を心の真ん中に 【著者プロフィール】 木村 友祐(きむら・ゆうすけ):小説家。1970年、青森県八戸市生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒業。2009年「海猫ツリーハウス」で第33回すばる文学賞を受賞しデビュー。著書に『海猫ツリーハウス』(2010年、集英社)、『聖地Cs』(2014年、新潮社)、『イサの氾濫』(2016年、未来社)、『野良ビトたちの燃え上がる肖像』(2016年、新潮社)、『幸福な水夫』(2017年、未来社)、『幼な子の聖戦』(2020年、集英社/第162回芥川賞候補。2023年に文庫化)、温又柔氏との往復書簡『私とあなたのあいだ――いま、この国で生きるということ』(2020年、明石書店)がある。 【元ツイート】 https://x.com/CatsMeowBooks/status/1868092042678792504

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