【商品概要】
沢田 俊子(著/文)
発行:講談社
A5判 112ページ
定価 1,500円+税
【内容紹介】
犬、ねこ、鴨、ペンギン……
動物や鳥の義足や体を支える器具を専門に作っている人がいます。
人間のための義肢装具士を目指して専門学校で学んでいた島田旭緒さんは、
「犬やねこにも、体を支えるコルセットや、失った手足の代わりの
義肢があれば、ふたたび歩くことができるのでは?」と気づきました。
専門家がいないなか、何年も試作を繰り返してようやく獣医師に認められ、
思い切って製作所を立ちあげます。
当初は依頼がなくて追い詰められた島田さんですが、
獣医師の紹介から徐々に依頼が増え始め、以来、作った装具は3万匹分。
出会った動物たちには、それぞれのドラマがあります。
島田さんは、どんな活動をしてきたのでしょう?
<すべての漢字にふりがなつき。小学校中級から>
【著者プロフィール】
沢田 俊子 (サワダ トシコ) (著/文)
京都府生まれ。ノンフィクションから童話まで小学校初級から中級向けの作品を中心に幅広く執筆している。『盲導犬不合格物語』(学研教育出版)で、第52回産経児童出版文化賞を受賞。(同書は、加筆・修正のうえ講談社青い鳥文庫に収録)。『サバンナで野生動物を守る』で、児童ペン賞 ノンフィクション賞受賞。ほかのおもな作品に『目の見えない子ねこ、どろっぷ』『犬たちよ、今、助けに行くからね』(講談社)、『盲導犬引退物語』『犬の車いす物語』(いずれも講談社青い鳥文庫)、『命の重さはみな同じ』『助かった命と、助からなかった命』(いずれも学研教育出版)などがある。日本児童文芸家協会会員。日本ペンクラブ会員。
【元ツイート】
https://x.com/CatsMeowBooks/status/1809018702228246666