【商品概要】
大山 淳子(著/文)
発行:講談社
文庫判 336ページ
定価 720円+税
【内容紹介】
夜に開かれる猫たちの集会。沙織と朝まで一緒にいたい良男、ゴッホに自分を描いてほしかったキイロ、名前にあこがれる三毛の子猫らが集まり何を話し合っているのか覗いてみるとーー。つまらなく見えて大切なもの、自由としがらみ、生き方を選ぶということ。猫と人の幸せを巡る、せつなく温かい連作短編集。
不幸ではないけれど、
ちょっと寂しかったんだ。
累計50万部突破「猫弁」シリーズの著者が描く、猫と人間の”つながり“の物語
【目次】
はじめに
第一話 良男と沙織
第二話 キイロとゴッホ
第三話 哲学者
第四話 それぞれのクリスマス
第五話 ルノワール
文庫版あとがき 崖下の猫
【著者プロフィール】
大山 淳子 (オオヤマ ジュンコ) (著/文)
東京都出身。2006年、『三日月夜話』で城戸賞。2008年、『通夜女』で函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞グランプリ。2011年、『猫弁~死体の身代金~』にて第三回TBS・講談社ドラマ原作大賞を受賞しデビュー、TBSでドラマ化もされた。著書に「猫弁」シリーズ、「あずかりやさん」シリーズ、『犬小屋アットホーム!』などがある。
【元ツイート】
https://x.com/CatsMeowBooks/status/1789444465104683379