【特典内容】
😸キャッツミャウブックス限定スリーブ入り
😸仁尾智さん直筆サイン入り
😸仁尾智さんへのリクエスト短歌応募券付き(※採用選考あり)
【商品概要】
著者:仁尾智
企画編集:安村正也(キャッツミャウブックス)
デザイン:仁木順平
定価:1800円+税
仕様:四六判、並製、2色、160p
発行:雷鳥社
【内容紹介】
多くの猫を愛し見送ってきた
猫歌人・仁尾智と
多くの“猫飼い”の声を聴いてきた
猫本専門店オーナー・安村正也が贈る
猫の挽歌集
わかるなよ あなたにわかるかなしみはあなたのものでぼくのではない
誕生日すらわからない猫なので命日くらい見届けるのだ
のんびりとした猫だった 最期だけそんなに急いでどこへ行くのか
できることあるうちはいい 口元に猫の好物を持っていく指
生前の猫の写真を眺めてる サイダーをまたサイダーで割る
また猫と そう思えたらまた猫と暮らす未来のはじめの一歩
・・・・など全115首
≪あとがきより≫
『猫を看取るときには、たくさん短歌がうまれる。~中略~ 実際には、悲しみから身を守るように「短歌ができてしまう」というほうが正しい。』
『そう悲しみは共有できないのだ。それぞれが、まったく別の悲しみを抱いている。ただ、「命」を前にしたときの右往左往や詮無い気持ちはみんな同じなのだ、とも思う。』
(仁尾智)
『~(猫を)亡くした後の「誰にも言えないし、言いたくない、でも誰かに分かって欲しい」という複雑な心情を代弁してくれる本はなかなか見つからない。そんな声を当店に来られるお客様からも耳にしていた。』
『今すぐには読めなくても、読めると思えるまで、常備薬のように本棚に並べておいていただくだけで構わないような気がしている。』
(キャッツミャウブックス店主 安村正也)
【著者プロフィール】
仁尾 智(にお・さとる)
1968 年生まれ。猫歌人。1999 年に五行歌を作り始める。2004年「枡野浩一のかんたん短歌blog」と出会い、短歌を作り始める。短歌代表作に『ドラえもん短歌』(小学館文庫 枡野浩一編)収録の《自転車で君を家まで送ってた どこでもドアがなくてよかった》などがある。著書に五行歌集『ストライプ』(市井社 共著)、『猫のいる家に帰りたい』、『これから猫を飼う人に伝えたい11 のこと』(ともに辰巳出版 絵/小泉さよ)、『いまから猫のはなしをします』(エムディエヌコーポレーション)。