【商品概要】
阪田寛夫(著/文)
発行:童話屋
文庫判 160ページ
定価 1,500円+税
【内容紹介】
阪田寛夫さん(1925~2005年)といえば、童謡「サッちゃん」の作詞家として知られます。
この詞を歌ってしまうと子どもの童謡と見誤りますが、詩として読むと、人間に在る深い寂しさを描いた現代詩であることが見えてきます。
芥川賞作家でもあり、数多くの童謡や子どもの詩を書くことで生計を立てた阪田さんは、類まれなユーモアを駆使して、抱腹絶倒の詩をたくさん遺してくれました。ときに「おれはもうダメだ」なんて詩でつぶやきながら…。
子どもからお年寄りまで、どの年代の読者も、自身の気持ちにぐっとせまる一篇に出会えることでしょう。
ネコを愛するあまり?生まれた「ねこふんじゃった」に始まり「ねこをかうきそく」に至る、ホロリと奥深い詩の時間をどうぞ。【全56篇】
【著者プロフィール】
阪田寛夫 (サカタヒロオ) (著/文)
阪田 寛夫(さかた ひろお、1925~2005年)は、詩人、小説家、児童文学作家。
大阪市住吉(現・阿倍野区)生まれ。朝日放送に勤めるかたわら多岐にわたり創作し、1975年、小説『土の器』で芥川賞。
童謡「サッちゃん」「おなかのへるうた」「そうだ村の村長さん」などの作詞者としても知られる。
宝塚歌劇団の女優・大浦みずきは娘で、自身も大のタカラヅカファンであった。
【元ツイート】
https://twitter.com/CatsMeowBooks/status/1677131028606099458