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うそつき王国とジェルソミーノ

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【商品概要】 ジャンニ・ロダーリ(著/文)山田 香苗(翻訳) 発行:講談社 文庫判 224ページ 定価 840円+税 【内容紹介】 イタリア童話文学の巨匠ジャンニ・ロダーリからの今年の贈り物は、本当のことを言えなくなった国で起きる出来事を描いた長編小説! 生まれたときから凄まじい大声の持ち主だったジェルソミーノは、小学校に入学すると声で黒板を壊したりして先生に叱られる。家の近所の人たちからも騒がれるようになり、ついに生まれ育った国の外へ旅立つことを決意する。声を生かして歌手になるために。だが、国境を越えると様子がおかしい。食料品の看板がある店には文房具が置いてあり、インクを売っているはずの店に行くとパンが買えた。そう、この国では反対言葉を話さないと罰せられるのだ。混乱するジェルソミーノの前に現れたのはゾッピーノという、塀の落書きから抜け出た、口がきけるネコだった。ゾッピーノはこの国のあらましを教えてくれた。海の向こうからジャコモーネという海賊がやってきて、子分とともに国をまるごと占領して王位に就き、あらゆるものをあべこべに言わせる法律を発布してしまったのだ。そんな「うそつき王国」で一人と一匹は国王たちを向こうに回して奮闘するのだった……。 【著者プロフィール】 ジャンニ・ロダーリ (ジャンニ ロダーリ) (著/文) 1920年生まれ、1980年没。イタリアの作家、詩人、教育者。1970年、国際アンデルセン賞を受賞。20世紀イタリアで最も重要な児童文学者、国民的作家とされている。『チポリーノの冒険』『青(あお)矢号(やごう) おもちゃの夜行列車』『空にうかんだ大きなケーキ』『羊飼いの指輪 ファンタジーの練習帳』『猫とともに去りぬ』『ランベルト男爵は二度生きる サン・ジュリオ島の奇想天外な物語』『パパの電話を待ちながら』『緑の髪のパオリーノ』『クジオのさかな会計士』などがある。 山田 香苗 (ヤマダ カナエ) (翻訳) 1963年三重県生まれ。津田塾大学英文科卒業。英米の映像翻訳を経て、イタリア映画、T Vドラマの字幕翻訳にたずさわる。映画には『いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち』、『いつだってやめられる 闘う名誉教授たち』など、TVドラマシリーズには『モンタルバーノ シチリアの人情刑事』(共訳)などがある。 【元ツイート】 https://twitter.com/CatsMeowBooks/status/1591632698157969408

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