【商品概要】
小松 左京(著/文)
発行:KADOKAWA
文庫判 416ページ
定価 800円+税
【内容紹介】
「あんな恐ろしい話はきいたことがない」と皆が口々に言いながらも、誰も肝心の内容を教えてくれない怪談「牛の首」。一体何がそんなに恐ろしいのかと躍起になって尋ね回った私は、話の出所である作家を突き止めるが――。話を聞くと必ず不幸が訪れると言われ、都市伝説としても未だ語り継がれる名作「牛の首」のほか、「白い部屋」「安置所の碁打ち」など、恐ろしくも味わい深い作品を厳選して収録した珠玉のホラー短編集。
【目次】
ツウ・ペア
安置所の碁打ち
十一人
怨霊の国
飢えた宇宙
白い部屋
猫の首
黒いクレジット・カード
空飛ぶ窓
牛の首
ハイネックの女
夢からの脱走
沼
葎生の宿
生きている穴
解説 小松実盛
初出一覧
【著者プロフィール】
小松 左京 (コマツ サキョウ) (著/文)
1931年大阪生まれ。京都大学文学部卒。SFマガジン掲載の「易仙逃里記」で商業誌デビュー。以後「空中都市008」「復活の日」「アメリカの壁」など、鋭い視点で時代を予知的に描き出した作品を次々と発表し、今なお読み継がれるSFの名手。「日本沈没」は上下巻あわせ400万部を超え、社会現象を巻き起こした。星新一、筒井康隆と並び、日本のSF御三家と称される。
【元ツイート】
https://twitter.com/CatsMeowBooks/status/1586518078980255744