【商品概要】
軽井沢安東美術館(編集)
発行:株式会社 世界文化社
B5変型判 縦240mm 横182mm 厚さ19mm 重さ 560g 208ページ
定価 2,900円+税
【内容紹介】
あの展覧会で出会った藤田、初めて見る藤田、ここにあります。
・藤田作品だけを展示する究極の個人美術館のすべて
・「猫」好き必見!慈愛に満ちた作品、大集合。
・軽井沢安東美術館コレクションをあますところなく収載
エコール・ド・パリの代表的な画家として知られる藤田嗣治。
その人生は戦争など自分ではどうしようもない時代の流れに翻弄された波乱万丈なものでした。
この本は、彼の生きざまに共感するコレクターが設立した藤田作品だけを展示する個人美術館「軽井沢安東美術館」の収蔵作品を網羅したものです。
中でも、蒐集の出発点となったかわいい「猫にまつわる」作品群は必見です。
初期の作品から藤田の代名詞となった「乳白色の下地」による裸婦像、晩年の「聖母子像」まで楽しむことができます。
【目次】
◆少女と猫
安東コレクションの中核をなす「少女」「猫」そして「少女と猫」があますところなく大集合。
◆渡仏
透き通るような「乳白色の下地」。“時代の寵児”となった藤田の画風。その移ろいを初期から辿る。
◆旅する画家
フランスを発ち、アメリカ大陸を旅し日本へ――。戦争をめぐる癒しがたい心の傷、そして挫折。
◆ふたたびフランスへ
故国を離れ、過去を捨てフランスに向かった藤田。心の安寧を求めた最終到達点。
◆挿画本の世界
藤田自身が絵画制作とは異なる魅力を感じていた「本の仕事」。バラエティに富む作品世界へ。
《専門家によるコラム》
内呂博之/「乳白色の肌について」
佐藤幸宏/「藤田嗣治の宗教画」「平和の聖母礼拝堂について」
林 洋子/「少女と猫 と藤田」「本を装うひと、藤田」
原田久美子/「藤田の旅ーマドレーヌをともなって」
深谷克典/「藤田嗣治とエコール・ド・パリ」
【著者プロフィール】
軽井沢安東美術館 (カルイザワアンドウビジュツカン) (編集)
日本のみならず世界でも初めての藤田嗣治(レオナール・フジタ)の作品だけを展示する個人美術館。コレクター安東泰志の「眼」を通して蒐められた約180点の作品が収蔵されている。蒐集の出発点となった「猫」と「少女」の絵を中心に、初期のものから晩年の宗教画まで広範に作品を網羅し展示するかつてない美術館である。
【元ツイート】
https://twitter.com/CatsMeowBooks/status/1585132083139473408