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キャットウォーク

2,090円

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【商品概要】 佐々木充彦(著/文) 発行:rn press B6判 縦182mm 横128mm 厚さ20mm 重さ 340g 352ページ 並製 価格 1,900円+税 【内容紹介】 いらない。お前なんかいらない。使えないやつはいらない。弱いやつはいらない。おどおどしたやつはいらない。逃げるやつはいらない。お前はもういらない。お前みたいなゴミは、もういらないーー。 生きづらいこの社会に疲れ切った主人公ミロは、あるとき猫の街に迷い込む。猫といっても四本足で歩く小さな猫じゃない。彼らは服を着て、靴を履き、二本足で歩いている。毒々しいこの街で、ミロは一人の少女と出会い、自分の中の暴力性・残虐性が剥き出しになっていく。 社会に適合するとは自分を殺すことなのかーー。現代社会で誰もが抱える悩みを、佐々木充彦が美しく繊細なタッチで描く。読んでいると胸が苦しくなる。心をえぐる今夏最大の問題作。小説版と漫画版が一冊に収録された豪華仕様の一冊。 【目次】 小説+漫画が1冊に収録。 キャットウォーク<漫画版> キャットウィーク<小説版> 【前書きなど】  みんな猫だ、とミロは思った。  猫といっても四本足で歩く小さな猫じゃない。彼らは服を着て、靴を履き、二本足で歩いている。  ミロは彼らのことを「キャットウォーク」と呼んでいる。  彼らは猫語しか話さない。ミロには当然、彼らが何を言っているのか分からない。何を言っているのか分からないから仕事にならない。仕事にならないから、ミロは会社を辞めた。  ミロにできることは、ひとつしかなかった。  人間を探すことだ。 【版元から一言】 主人公の「弱さ」に、読んでいると胸が苦しくなり、この現実から目を背けたくなります。救いのない現代社会で、人は何を求めたら良いのかを考えさせられる、重厚な一冊です。 【著者プロフィール】 佐々木充彦 (ササキミツヒコ) (著/文) 1983年福岡生まれ。漫画家、イラストレーター、デザイナー。2013年、600ページオールフルカラー漫画『インターウォール』(PIE International)でデビュー。同作は文化庁メディア芸術審査委員会推薦作品に選出。以後、さまざまな媒体で漫画・イラストを執筆している。KANA-BOON「結晶星」PVなどのアートワーク、テレビ朝日「アルスくんとテクネちゃん」キャラクター、デザイン誌「アイデア」、小説『マンガ肉と僕』(朝香式/新潮社)などの表紙絵なども手がける。2019年、短編漫画『さよならイエティ』が日中漫画大賞で佳作に選出。2022年2月22日ネコの日に、9年ぶりの新作長編漫画『キャットウォーク』をnoteに公開。お酒が好き。 【元ツイート】 https://twitter.com/CatsMeowBooks/status/1558249867054817280

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