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吟醸掌篇 vol.4

1,210円

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【商品概要】 栗林佐知(著/文 | 編集)志賀泉(著/文)なかむらあゆみ(著/文)松本薫(著/文)片島麦子(著/文)藤本紘士(著/文)まえだようこ(翻訳)武藤玲(著/文 | イラスト)頭木弘樹(著/文)空知たゆたさ(著/文)林浩治(著/文)寺田和代(著/文)斎藤真理子(著/文)踏(著/文 | 写真)山﨑まどか(イラスト) 発行:けいこう舎 A5判 縦210mm 横148mm 厚さ8mm 136ページ 価格 1,100円+税 【内容紹介】 「上質でおもしろくてきれいな、短篇小説の雑誌を作りたい!  同人誌でなくプロフェッショナルな!」 こんな考えで始まった『吟醸掌篇』の第4号。 「最近は短篇小説が減ったなあと思います」「短篇の受け皿としての雑誌の存在がとても大切だと思います」(頭木弘樹「コラム・短篇礼讃」)との応援の言葉を巻頭に頂き、中堅・無名のプロ小説家による新作短篇6本、翻訳(19‐20世紀米女性作家)、版画と詩のほか、「わたしの愛する短篇作家(ブッツァーティ)」「去年の読書から、短篇ベスト3」(斎藤真理子、寺田和代、林浩治、踏)などコラムも好評。短篇小説好きにはこたえられない一冊です。 気鋭の現代日本画家、有冨禎子はじめ実力派イラストレーターによるさし絵も充実。装幀装画のネコ作家シリーズ(山﨑まどか)は、ニャ宰治。 【目次】 ≪エッセイ≫ ・「短篇礼讃(結晶とスナップショットと未完・断片)」頭木弘樹(画・木村千穂) 10 ・わたしの愛する短篇作家④「ディーノ・ブッツァーティ~残された宿題」空知たゆたさ(画・三堂懐古)59 ・去年の読書から わたしの短篇ベスト3 「霊魂は如何にして闘うか」林浩治 89 「閉塞の日日、思いがけない救い手は」寺田和代 93 「行動しない男たち~コロナ禍のなか、徒然に~」踏 96 「たくさんの他人の話」斎藤真理子 100 ≪翻訳≫ ・「黄昏どき」 スーザン・グラスペル/まえだようこ訳(画・八木橋幸子) 103 ≪詩と版画】 ・「ひかり」 武藤玲 2 ≪創作≫ 「お水とり」 なかむらあゆみ(画・とどろきみゆき) 16 「爆心地ランナー」 志賀泉(画・有冨禎子) 22 「白化かしの村」 松本薫(画・三堂懐古) 44 「ヌスット透視図」 片島麦子(画・とどろきみゆき) 63 「鳥の餌を盗む」 藤本紘士(画・奧津直道) 79 「蟻の王様」 栗林佐知(写真・踏) 114 ≪装幀・装画≫ 山﨑まどか 【著者プロフィール】 栗林佐知 (クリバヤシサチ) (著/文 | 編集) 『吟醸掌篇』編集発行人。小説家。札幌市生まれ、神奈川県育ち、富山大学人文学部卒業。2002年「小説現代新人賞」、2006年「太宰治賞」受賞。著書は『ぴんはらり』(筑摩書房)、『はるかにてらせ』『仙童たち』(未知谷)。 志賀泉 (シガイズミ) (著/文) 作家。1960年、福島県南相馬市小高地区に生まれ育つ。県立双葉高校、二松学舎大学卒業。2004年、太宰治賞受賞。著書に『指の音楽』『無情の神が舞い降りる』(筑摩書房)、『百年の孤舟』(荒蝦夷)など。 なかむらあゆみ (ナカムラアユミ) (著/文) 作家。徳島県生まれ。2020年、2021年「阿波しらさぎ文学賞」の徳島新聞社賞、大賞を受賞。受賞金で文芸誌『巣』を刊行。人気を博す。 松本薫 (マツモトカオル) (著/文) 作家。鳥取県米子市生まれ。1999年「早稲田文学新人賞」受賞。この15年ほどは鳥取県を舞台にしたミステリ、歴史小説の依頼を受け、刊行。『日南X』、『銀の橋を渡る』(今井書店)など著書多数。 片島麦子 (カタシマムギコ) (著/文) 小説家。著書に『中指の魔法』(講談社)、『銀杏アパート』『想いであずかり処にじや質店』(ポプラ社)、『レースの村』(書肆侃侃房)など 藤本紘士 (フジモトヒロシ) (著/文) 文学同人誌「白鴉」同人。2014年「まほろば賞特別賞」受賞。 まえだようこ (マエダヨウコ) (翻訳) 英日文芸翻訳家。女性作家を紹介する翻訳同人誌『ほんやく日和』に参加。 武藤玲 (ムトウレイ) (著/文 | イラスト) 詩、ステッチ、版画などの表現に才能を発揮する 頭木弘樹 (カシラギヒロキ) (著/文) 文学紹介者。『絶望名人カフカの人生論』(飛鳥書房新社、新潮文庫)、『食べることと出すこと』(医学書院)ほかアンソロジー編集など著書多数。 空知たゆたさ (ソラチタユタサ) (著/文) 海外文学愛好家、文学コラムニスト 林浩治 (ハヤシコウジ) (著/文) 文芸評論家。著書に『在日朝鮮人日本語文学論』『在日朝鮮人文学 定立の文学を越えて』(新幹社)など。  寺田和代 (テラダカズヨ) (著/文) フリーライター・エディター。著書に『soliste おとな女子ヨーロッパひとり旅』(KADOKAWA)、『きらいな母を看取れますか? 関係がわるい母娘の最終章』(主婦の友社)ほか。近共著に『〈記憶の継承〉ミュージアムガイド』(皓星社)。 斎藤真理子 (サイトウマリコ) (著/文) 韓国語翻訳者。パク・ミンギュ『カステラ』(ヒョン・ジェフンとの共訳)(クレイン)で第一回日本翻訳大賞受賞。チョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』、ファン・ジョンウン『年年歳歳』(河出書房新社)、パク・ソルメ『もう死んでいる十二人の女たち』(白水社)など訳書多数。単著に『韓国文学の中心にあるもの』(イースト・プレス)。 踏 (フミ) (著/文 | 写真) 文学コラムニスト 山﨑まどか (ヤマザキマドカ) (イラスト) デザイナー・イラストレーター。中間支援の現場で働く。「けいこう舎マガジン」にて「山﨑ノ箱」連載中。「吟醸掌篇」創刊から装画装幀を担当 【元ツイート】 https://twitter.com/CatsMeowBooks/status/1541979746393030656

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