【商品概要】
神沼 三平太(著/文)
発行:竹書房
文庫判 縦148mm 横105mm 厚さ14mm 重さ 175g 272ページ
定価 750円+税
【内容紹介】
「路上に座り込んでいる少女がいた。
全身が真っ黒で、肌は爛れている。
女性が前を通る度に顔を上げて、「お母さん?」と訊ねている。
「見ちゃ駄目だからね」との友人の忠告にも拘らず、横を通るときに横目で少女の方を見た。
そこには誰もおらず、小さな靴だけが落ちていた」
10秒で読める怪奇譚が1000話。
1日1怪、2年8ヶ月分の恐怖詰め!
3行に凝縮された恐怖。
体験者から語られた本当にあった怖い話を1,000話記録した膨大なる実話怪談集。
失踪した友人が最後に残した奇怪な言葉。
死者の魂が飛び交う不思議な壷。
霧の遊歩道を引きずられていく縄で縛られた女。
硯箱の二重底に隠されていた謎の写真。
ベランダに落ちていた青い卵の恐ろしい中身。
海岸で拾った呪いの石。死んだネット友達の母と名乗る女からかかってくる怪電話。
母が亡くなる直前、自宅の廊下に現れた異形。
飼い猫がテレビの裏で一心不乱に齧るモノ…。
1日1話読むとして、2年8か月分のゾクッがこの1冊に封印されている。
お休み前に一服の闇をどうぞ――。
【著者プロフィール】
神沼 三平太 (カミヌマ サンペイタ) (著/文)
神奈川県茅ヶ崎市出身。O型。髭坊主眼鏡の巨漢。大学や専門学校で非常勤講師として教鞭を取る一方で、怪異体験を幅広く蒐集する怪談おじさん。猫好き甘党タケノコ派。最近は対面で取材したり、怪談会を開催したりが憚られるのが悩みの種。成長期よ永遠なれ。主な著書に『実話怪談 凄惨蒐』、地元湘南の怪異を蒐集した『湘南怪談』、『実話怪談 吐気草』ほか草シリーズ。共著では『恐怖箱 煉獄百物語』ほか「恐怖箱百式」シリーズのメイン執筆、若本衣織との共著『実話怪談 玄室』などがある。
【元ツイート】