【商品概要】
恒川 光太郎(著/文)
発行:中央公論新社
四六判 312ページ
定価 1,600円+税
【内容紹介】
「人間はおもしろい。だが、飼ってはならぬ」
スリルに憑かれ空き巣を繰り返す羽矢子。だが侵入した家の猫に引っかかれ、逃げた先で奇妙な老人に出会い……「猫どろぼう猫」
自尊心が高く現実に向き合えない王司。金目的で父の死を隠蔽した後、家にやってきたのは……「窮鼠の旅」
〈お手伝いさん〉として田舎の館に住み込むことになった、たえ。そこでの生活は優雅だが、どこか淫靡で……「風のない夕暮れ、狐たちと」
その他「十字路の蛇」「胡乱の山犬」「日陰の鳥」「音楽の子供たち」全七篇。
恒川光太郎が描く、《化物》たちの饗宴を、ご覧あれ。
【著者プロフィール】
恒川 光太郎 (ツネカワコウタロウ) (著/文)
1973年東京都生まれ。2005年『夜市』で日本ホラー小説大賞を受賞しデビュー。同作で直木賞候補に。14年『金色機械』で日本推理作家協会賞を受賞。他の著書に『白昼夢の森の少女』『滅びの園』(KADOKAWA)などがある。
【元ツイート】
https://twitter.com/CatsMeowBooks/status/1532944521017040896