
【商品概要】
福井 栄一(著/文)
発行:工作舎
B6変型判 218ページ
定価 1,700円+税
【内容紹介】
「古事記」「日本書紀」「古今著聞集」「日本霊異記」などの古来の物語集から、江戸・明治時代の随筆文まで、日本に伝わる「虫」にまつわる奇譚の数々を収集・精選。あやしく不可思議でありながらも、どこか愉快な虫たちの逸話の群れは、現代の私たちの常識を易々とすり抜け、飛び越える。ムズムズ、モゾモゾ、ワクワクする、物語の標本箱。
【目次】
・無脚の章
なめくじ(蛞蝓)/かたつむり(蝸牛)/かいちゅう(回虫)/すんぱく(寸白)/ひる(蛭)/みみず(蚯蚓)
・四脚の章
いもり(井守)/かえる(蛙)/とかげ(蜥蜴)/やもり(守宮)
・六脚の章
しらみ(虱)/のみ(蚤)/あり(蟻)/か(蚊)/かとんぼ(蚊蜻蛉)/とんぼ(蜻蛉)/かげろう(蜉蝣)/ちょう(蝶)/が(蛾)/かいこ(蚕)/いもむし(芋虫)/けむし(毛虫)/はえ(蝿)/うじ(蛆)/あぶ(虻)/はち(蜂)/はんみょう(斑猫)/へっぴりむし(放屁虫)/ほたる(蛍)/かまきり(蟷螂)/けら(螻蛄)/せみ(蝉)
・多脚の章
くも(蜘蛛)/むかで(百足)/げじ(蚰蜒)/ふなむし(船虫)
【著者プロフィール】
福井 栄一 (フクイ エイイチ) (著/文)
上方文化評論家。1966年、大阪府吹田市出身。京都大学法学部卒。京都大学大学院法学研究科修了。法学修士。四條畷学園大学看護学部客員教授。京都ノートルダム女子大学国際言語文化学部および関西大学社会学部の非常勤講師。上方の芸能や歴史文化に関する講演、評論活動を精力的に行い、マスコミ出演も多数。
【元ツイート】
https://twitter.com/CatsMeowBooks/status/1524585350232166401