【商品概要】
嶋津 輝(著/文)
発行:文藝春秋
文庫判 重さ 136g 256ページ
定価 730円+税
【内容紹介】
「オール讀物」新人賞受賞作「姉といもうと」を含む傑作短篇集。
(単行本『スナック墓場』を改題)
幸田文の『流れる』に憧れる家政婦の姉と、指がないが活動的でラブホテル受付をする妹。
つぶれたスナックの女性店員たちが開いた競馬場での同窓会。
職人気質のクリーニング店主と常識外れの若い女性客。
駐車場の猫に餌をあげている布団屋の妻と、〝役者のような美男子〟の夫……。
おもわずほほえんでしまうユーモア。人間観察からあふれでる、生きることへの〝姿勢の良さ〟がにじみ出る。
解説・森絵都「どんな個性も大らかなユーモアをもって包みこむことで、マイナスをもプラスに転化させる。これぞ嶋津マジックだろう」
何気ないやりとりから生れる違和感がクセになる、オリジナリティ溢れる全7篇。
【元ツイート】
https://twitter.com/CatsMeowBooks/status/1520596874180595712