【商品概要】
戸神 重明 (著/文)
発行:竹書房
文庫判 縦148mm 横105mm 厚さ10mm 重さ 135g 224ページ
定価 680円+税
【内容紹介】
霊現象は人間だけじゃない…。
深海魚からペットまで
生き物たちの不思議で怖い実話大集合!
命あるものすべてに霊魂は宿る――。
植物から昆虫、魚類、爬虫類、鳥類、ほ乳類まで生き物たちの不思議で恐ろしい実話を徹底取材。
雑草から聞こえる苦悶の声、草を刈ると事件が…「哭く雑草」
土座衛門から子供を守ったリュウグウノツカイ…「午後の漂流」
山で行方不明になった猟犬が夢で飼い主に場所を知らせる…「犬捜し」
人語を使って人をおびき寄せる羆…「名前を呼ぶモノ」
イタチの狩りを目撃すると人が死ぬ…「イタチの狩り」
出張先で鬼女から救ってくれた猫の霊…「麦」
捨てたアカミミガメの呪い…「野良亀」
ハシブトカラスを操る男の恐ろしき正体…「鴉の王」ほか、34話収録。
【目次と登場する生き物】
哭く雑草(雑草)
鷺草の庭(サギソウ)
藪知らずの竹(孟宗竹)
猛暑の夜に(西瓜)
ソラガオレンジイロニソマル(ヤナギ林)
青木ヶ原散策(樹海の木)
樹海踏破プラン(樹海の木)
ヤマビルの巣(ヤマビル)
理不尽なできごと(ミヤマカラスアゲハ)
コガネグモの逆襲(コガネグモ)
黄金の蛇(アオダイショウの色彩変異型)
星の王子さまとUMA(ツチノコ?)
ヒヒヒ鳥(ハシビロコウに似た謎の鳥)
一番鶏(鶏?)
亀に化かされた作家(セマルハコガメ)
ペットコーナーの闇(ホームセンターのペット売り場の多彩な動物たち)
蛸の船釣り(ミズダコ)
午後の漂流(リュウグウノツカイ)
深夜のシーラカンス(シーラカンスなどの深海魚多数)
イタチの狩り(ニホンイタチ)
先に行け!(狸)
Aさんとおたらちゃん(狐)
深夜の峠(牛、馬)
今度は遊びに(黒毛和牛)
麦(シャム猫と日本猫の雑種)
名前を呼ぶモノ(ヒグマ)
晩鳥狩り(ツキノワグマ、ニホンムササビ)
犬捜し(紀州犬の雑種)
白い犬の夢(日本犬の雑種)
死類怪談(レオパードゲッコー、秋田犬、ヨークシャテリア、ビーグル、ウサギ)
犬を写すと、(ボーダーコリーの雑種)
ばらきさんには近づくな(コーギー、ミニチュアダックス)
野良亀(ミシシッピアカミミガメ)
鴉の王(ハシブトガラス)
あとがき(マレーハコガメ)
【著者プロフィール】
戸神 重明 (トガミ シゲアキ) (著/文)
戸神重明 Shigeaki Togami
群馬県出身在住。単著に「怪談標本箱」シリーズ(『生霊ノ左』『雨鬼』『死霊ノ土地』『毒ノ華』)、『上毛鬼談 群魔』『群馬百物語 怪談かるた』『恐怖箱 深怪』。その他、『田舎の怖イ噂』『恐怖箱 煉獄怪談』『怪 異形夜話』など共著多数。地元の高崎市で怪談イベント「高崎怪談会」を主催、その傑作選を纏めた『高崎怪談会 東国百鬼譚』では初の編者も務めた。多趣味で昆虫、亀、縄文土器、スポーツ観戦、日本酒などを好む。Twitterアカウント@togami10
【元ツイート】