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人間を幸せにする 猫の童話集

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【商品概要】 ジョン・リチャード・スティーブンス(著/文 | 編集)池田 雅之(翻訳) 発行:草思社 文庫判 248ページ 定価 880円+税 【内容紹介】 『長靴をはいた猫』はじめヨーロッパの有名なお話から知られざるインドやアメリカの物語まで、猫たちが活躍する物語を集めました。 登場する猫たちは賢く、困り果てている飼い主の人間をあっと驚く機転で救います。 魔法を使える猫もいれば、占い猫もいます。 命がけで飼い主を守る勇敢な日本の猫の話もあれば、わがままなゴロツキの猫の話もあります。 どの物語に登場する猫も、とても不思議な力をもっていることは共通しています。 思いやりにあふれ、神秘的で賢いけど、ちょっとわがまま。 そんな猫たちのファンタジーをたっぷりお楽しみください。 『奇跡を呼んだ猫たちのおとぎ話』改題 【目次】  プロローグ 猫の目の不思議  1 「長靴をはいた猫」の誕生 ・長靴をはいていなかった頃の「長靴をはいた猫」(イタリア)  ・長靴をはいた猫(フランス)  ・裏切られた「長靴をはいた猫」(イタリア)  ・ペーター卿と猫のお姫様(ノルウェー)  2 猫の王は誰だ? ・猫にご用心(イングランド)  ・ウォルター・スコット卿の猫(スコットランド)  ・われこそは猫の王なり!(イングランド)  3 ディック・ホイッティントンと猫の物語 ・ホイッティントンと猫(イングランド)  ・幸運を呼ぶ猫と正直なペニー銀貨(ノルウェー)  ・六シリングの猫と若者(アイスランド)  4 グリム童話に登場する猫たち ・ブレーメンの音楽隊(ドイツ)  ・貧しい粉ひきの若者と猫のお姫様(ドイツ)  ・幸運をつかんだ三人の強大(ドイツ)  5 日本の忠義な猫たち ・娘を救った二匹の猫たち(日本)  ・ゴンとコマの駆け落ち(日本)  ・猫を描いた少年(日本)  6 猫となった人間たち ・王女様になった猫(インド)  ・魔法の玉に変えられた王子様(北アメリカ)  7 わが道をゆく猫たち ・コーナル親子とごろつき猫たちのたたかい(アイルランド)  ・それでも一人で歩く猫(イングランド)  8 人間の運命を変えた猫たち ・三匹の白猫お姫様(フランス)  ・魔法の石と利口な猫(北アフリカ)  ・ハニグジェの命びろい(オランダ)  ・空とぶ妖精猫スクラッチ・トムとおばあさんの大冒険(スコットランド)  訳者解説 「長靴をはいた猫」から「キャッツ」まで 【著者プロフィール】 ジョン・リチャード・スティーブンス (ジョン リチャード スティーブンス) (著/文 | 編集) ジョン・リチャード・スティーブンス さまざまな職業を経て、現在は執筆に専念。猫についての数冊のアンソロジーを編集している。著書にCommanding the Storm、Weird History 101、Wyatt Earp Speaks ! などがある。カリフォルニア在住。 池田 雅之 (イケダ マサユキ) (翻訳) 池田 雅之(いけだ・まさゆき) 早稲田大学名誉教授。三重県生まれ。早稲田大学文学部英文科卒業。専門は比較文学、比較基層文化論。著書に『NHK「100分de名著」ブックス 小泉八雲 日本の面影』(NHK出版)、『猫たちの舞踏会―エリットとミュージカル「キャッツ」』(角川ソフィア文庫)、訳書にT・S・エリオット『キャッツ』(ちくま文庫)、『文化の定義のための覚書』(監訳、中公クラシックス)、ラフカディオ・ハーン『新編 日本の面影』『新編 日本の面影Ⅱ』(以上、角川ソフィア文庫)などがある。NPO法人鎌倉てらこや理事長を経て、現在顧問。その社会貢献活動により、2007年に博報賞および文部科学大臣奨励賞、2011年に正力松太郎賞および共生・地域文化大賞を受賞。

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