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100万分の1回のねこ(文庫)

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【商品概要】 江國 香織(著/文)岩瀬 成子(著/文)くどう なおこ(著/文)井上 荒野(著/文)角田 光代(著/文)町田 康(著/文)今江 祥智(著/文)唯野 未歩子(著/文)山田 詠美(著/文)綿矢 りさ(著/文)川上 弘美(著/文)広瀬 弦(著/文)谷川 俊太郎(著/文) 発行:講談社 文庫判 272ページ 定価 630円+税 【内容紹介】 谷川俊太郎、江國香織、川上弘美、角田光代らによる、佐野洋子『100万回生きたねこ』への、13人の作家によるトリビュート短篇集 【目次】 江國香織「生きる気まんまんだった女の子の話」 岩瀬成子「竹」 くどうなおこ「インタビューあんたねこ」 井上荒野「ある古本屋の妻の話」 角田光代「おかあさんのところにやってきた猫」 町田康「百万円もらった男」 今江祥智「三月十三日の夜」 唯野未歩子「あにいもうと」 山田詠美「100万回殺したいハニー、スウィート ダーリン」 綿矢りさ「黒ねこ」 川上弘美「幕間」 広瀬弦「博士とねこ」 谷川俊太郎「虎白カップル譚」 【著者プロフィール】 江國 香織 (エクニ カオリ) (著/文) 1964年東京都生まれ。92年『きらきらひかる』で紫式部文学賞、2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、04年『号泣する準備はできていた』で直木賞、10年『真昼なのに昏い部屋』で中央公論文芸賞、12年「犬とハモニカ」で川端文学賞受賞、『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』で谷崎潤一郎賞。ほかに『東京タワー』『がらくた』『なかなか暮れない夏の夕暮れ』など著書多数。 岩瀬 成子 (イワセ ジョウコ) (著/文) 1950年山口県生まれ。78年『朝はだんんだん見えてくる』で日本児童文学者協会新人賞、92年『「うそじゃないよ」と谷川くんはいった』で小学館文学賞、95年『ステゴザウルス』と『迷い鳥とぶ』で路傍の石文学賞、2008年『そのぬくもりはきえない』で日本児童文学者協会賞、14年『あたらしい子がきて』で野間児童文芸賞、15年『きみは知らないほうがいい』で産経児童出版文化賞・大賞受賞。 くどう なおこ (クドウ ナオコ) (著/文) 1935年台湾生まれ。博報堂のコピーライターなどを経て児童文学の世界へ。83年『てつがくのライオン』で日本児童文学者協会新人賞、85年『ともだちは海のにおい』で産経児童出版文化賞、90年『ともだちは緑のにおい』で芸術選奨新人賞、2008年『のはらうた5』で野間児童文芸賞を受賞。ほかに『あいたくて』(佐野洋子・絵)『工藤直子詩集』など著書多数。 井上 荒野 (イノウエ アレノ) (著/文) 1961年東京都生まれ。1989年「わたしのヌレエフ」でフェミナ賞、2004年『潤一』で島清恋愛文学賞、08年『切羽へ』で直木賞、11年『そこへ行くな』で中央公論文芸賞を受賞。ほかに、『もう切るわ』『だりや荘』『誰よりも美しい妻』『ベーコン』『つやのよる』『キャベツ炒めに捧ぐ』『ほろびぬ姫』『虫娘』『悪い恋人』『リストランテ アモーレ』『ひどい感じ 父・井上光晴』『ママがやった』など著書多数。 角田 光代 (カクタ ミツヨ) (著/文) 1967年神奈川県生まれ。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、06年「ロック母」で川端康成文学賞、07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、11年『ツリーハウス』で伊藤整文学賞、12年『かなたの子』で泉鏡花文学賞、同年『紙の月』で柴田錬三郎賞を受賞。ほかに『私のなかの彼女』『笹の舟で海をわたる』など著書多数。 町田 康 (マチダ コウ) (著/文) 1962年大阪府生まれ。歌手活動の傍ら96年に『くっすん大黒』で小説家デビュー。同作品で野間文芸新人賞とドゥマゴ文学賞、2000年「きれぎれ」で芥川賞、01年『土間の四十八滝』(詩集)で萩原朔太郎賞、02年年「権現の踊り子」で川端康成文学賞、05年『告白』で谷崎潤一郎賞、08年『宿屋めぐり』で野間文芸賞を受賞。ほかに『夫婦茶碗』『パンク侍、斬られて候』『浄土』『ホサナ』など著書多数。 今江 祥智 (イマエ ヨシトモ) (著/文) 1932年大阪府生まれ。67年『海の日曜日』で産経児童出版文化賞、74年『ぼんぼん』で日本児童文学者協会賞、77年『兄貴』で野間児童文芸賞、96年『でんでんだいこ いのち』(絵本)で小学館児童出版文化賞、2004年『いろはにほへと』(絵本)で日本絵本賞を受賞。ほかに『あのこ』『優しさごっこ』『おれたちのおふくろ』『牧歌』『袂のなかで』など著書多数。15年3月20日逝去。 唯野 未歩子 (タダノ ミアコ) (著/文) 1973年東京都生まれ。98年「フレンチドレッシング」で女優デビュー。以後「大いなる幻影」「金髪の草原」「さゞなみ」などに出演。2006年「三年身籠る」で初監督、同時に同名の小説を書き下ろし小説家デビュー。主な作品に『三年身籠る』『走る家』『正直な娘』『はじめてだらけの夏休み』『ほんとうに誰もセックスしなかった夜』『青きを踏む、花曇り、その他の短篇』などがある。 山田 詠美 (ヤマダ エイミ) (著/文) 1959年東京都生まれ。87年『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で直木賞、89年『風葬の教室』で平林たい子文学賞、91年『トラッシュ』で女流文学賞、96年『アニマル・ロジック』で泉鏡花文学賞、05年『風味絶佳』で谷崎潤一郎賞、12年『ジェントルマン』で野間文芸賞を受賞。ほかに『ベッドタイムアイズ』『学問』『賢者の愛』など著書多数。 綿矢 りさ (ワタヤ リサ) (著/文) 1984年京都府生まれ。2001年『インストール』で文藝賞を受賞して作家デビュー。04年『蹴りたい背中』で芥川賞、12年『かわいそうだね?』で大江健三郎賞を受賞。ほかの作品に『夢を与える』『勝手にふるえてろ』『ひらいて』『しょうがの味は熱い』『憤死』『大地のゲーム』『手のひらの京』などがある。 川上 弘美 (カワカミ ヒロミ) (著/文) 1958年東京都生まれ。96年「蛇を踏む」で芥川賞、99年『神様』で紫式部文学賞とドゥマゴ文学賞、2000年『溺レる』で伊藤整文学賞と女流文学賞、01年『センセイの鞄』で谷崎潤一郎賞、07年『真鶴』で芸術選奨、15年『水声』で読売文学賞、16年『大きな鳥にさらわれないよう』で泉鏡花文学賞を受賞。ほかに『龍宮』『光ってみえるもの、あれは』『ニシノユキヒコの恋と冒険』『ざらざら』『風花』『七夜物語』『猫を拾いに』など著書多数。 広瀬 弦 (ヒロセ ゲン) (著/文) 1968年東京都生まれ。絵本・さし絵などで個性豊かな作品を発表している。91年「かばのなんでもや」シリーズ(作・佐野洋子)で産経児童出版文化賞推薦、2000年『空へつづく神話』(富安陽子作)で産経児童出版文化賞受賞。佐野洋子との共著に『かってなくま』『女一匹』『あっちの豚 こっちの豚』など。ほかの作品に『まり』(文・谷川俊太郎)『西遊記』シリーズ(作・斉藤洋)など多数。 谷川 俊太郎 (タニカワ シュンタロウ) (著/文) 1931年東京生まれ。52年処女詩集『二十億光年の孤独』を刊行。83年『日々の地図』で読売文学賞、85年『よしなしうた』で現代詩花椿賞、2005年『シャガールと木の葉』で毎日芸術賞を受賞。主な詩集に『旅』『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』『定義』『はだか』『夜のミッキー・マウス』『トロムソコラージュ』などがある。ほかに絵本、翻訳も多数。

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